本校の給食

本校の給食は、校舎1階の給食室にて栄養士と6人の調理員がおいしくおいしく作っています。
ここでは、児童生徒が毎日とっても楽しみにしている本校の給食の特色や工夫を紹介します。


本校の給食の特色と工夫


特別食の提供

本校では個々にあわせて初期食、中期食、後期食、普通食の4形態で対応しています。
初期食・・・ペースト状
中期食・・・舌で押しつぶせる程度のやわらかさ
後期食・・・歯ぐきで押しつぶせる程度のやわらかさ
普通食


特別食調理時の工夫

調理1 調理2 調理3 調理4

キュウリやなすなど、皮がかみ切りづらい野菜については皮をむき、やわらかく茹でています。 

フードプロセッサーを使って粥ペーストやパンペーストをなめらかになるように作っています。

 

揚げ物は通常と同じように揚げてから、衣をとり野菜のペーストと一緒にミキサーにかけています。そうすることで特別食にも油のうま味をだすことができます。

スパゲッティやラーメンはミキサーにかけると粘り気がでて食べにくくなってしまいます。そのため初期食、中期食には代替にそうめんを使っています。

 

献立の一例

ツイストロールパン、牛乳、きのこクリーム煮、小松菜のサラダ、キウイフルーツ

ごはん、牛乳、エビフライ、海藻サラダ、かぶのみそ汁

 

普通食 後期食 中期食 初期食

 

特別食の工夫点

パン

  主に後期食は普通食と同じものを、初期・中期食ではフードプロセッサーでパン粉状やペースト状にしたものを提供しています。

ごはん

  後期食は米:水=1:4、中期食は1:6のお粥を、初期食は水切りした中期食のお粥をフードプロセッサーでなめらかに仕上げたペーストを提供しています。

サラダ

  野菜、海藻などは特別食では普通食よりも少し小さめに切り、圧力鍋でやわらかくしたあと冷却をして盛りつけています。

スープ

  肉や野菜は圧力鍋を使って柔らかくしています。中期食ではジャガイモやカブは形を残し、摂食の練習ができるようにしています。

揚げ物

  初期~後期食も普通食と同様に油で揚げ、後期食はそのままその上に(唐揚げ等は一口大にカットして)、初期・中期食は衣をとりミキサーにかけた上に片栗粉でつくったトロミあんをかけています。

エビフライ

  エビの尾を切り取り、後期食は衣をつけたままミキサーに、初期・中期食は衣をはがしてカリフラワーペーストと共にミキサーにかけて盛りつけ時に共にトロミあんをかけて尾を飾ります。

果物

  リンゴなどの食べにくい果物については、すりおろしリンゴやリンゴジュースで対応しています。

キウイフルーツ

  キウイフルーツはミキサーにかけると変色してしまう為すりおろしリンゴやリンゴジュースで代替しています。