本校には障害が重いため、通学して教育を受けることが困難な児童生徒がいます。
このような児童生徒の家庭に教師が訪問して、教育するのが訪問教育です。
訪問教育は「教育の出前」と言われています。学習に当たっては、一人一人の障害の状態や発達段階及び生活経験などに配慮しています。またスクーリングで該当学部の学習や学校で行う行事にも参加し、集団活動の経験ができるように工夫しています。
○ 今年度の実施人数
小学部 6名
中学部 2名
高等部 2名
○ 週3回 1回に2単位時間
入学式。 小・中・高等部合同で本校の体育館で、入学式を行います。 入学式の後、訪問学級の小学部と高等部の児童生徒で、あいさつをしました。 |
学校の公用車等に教材を積んで、訪問教育でそれぞれの児童生徒宅に出かけます。 |
バイブレーションライトやキーボードを鳴らしました。指先や手首を動かして、鳴らすことができました。とくに横向きで取り組んだときには腕全体を動かすことができました。 |
スクーリングで、友達や教員と一緒に大型遊具で身体を動かしました。友達が近寄ってくると照れているようでしたが、トランポリンが大きく揺れるとうれしそうな笑顔になりました。 |
棒スイッチを右手で何回も押しています。スイッチで機械を操作して絵の具がついた筆を動かし、紙粘土に色付けをする作業をしました。 |
夏休みの家庭訪問。 複数の訪問教員による歌や読み聞かせをしました。 |
視線入力等ICT機器を使って、授業の振り返りをしています。パソコンの絵を選び「がんばりました」などと音声を鳴らして、教員や家族に伝えました。 |
楽器に挑戦しました。取っ手を引くとビー玉が転がって、鉄琴のきれいな音が響きます。『聖者の行進』に合わせて、何度も鳴らすことができました。 |
バランスボールに座って、担任と一緒に歌いながら、右・左・後ろ・前の順で、弾んだり揺れたり傾いたりしています。頑張ってバランスをとることができます。
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用紙をつまむ、絵の具をにぎる、絵の具を挟んだ画用紙を押す、たたく等、さまざまな手の使い方を学習しました。手元をよく見て取り組むことができました。 |
片栗粉の感触を味わいました。初めは、サラサラな粉の状態で触れて、途中で水を粉に足して、ドロドロの感触に変わるのを味わいました。 |
卒業式。
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